予め仕組みを知っておこう!?敷金返還請求権について

敷金とはどのような性質を持っているのか

賃貸借契約を結んで家に住んでいる方の多くは、敷金を支払っていることでしょう。敷金は地域によってその支払い額は異なりますが、関東地方では家賃の一か月分が相場です。一方関西地方では、半年分の家賃に相当する額を払い込む場合もあるなど、その差は大きくなっています。この敷金は、家主の賃料債権と損害賠償債権を担保するという性質を持っています。したがって、退去時に未払い家賃がある場合には、当然に敷金から控除されます。

敷引きとは何のことか

先ほどの関東、関西の敷金の違いと関係していますが、関西では敷金の一部が敷引きされて、退去時に返還されます。この敷引きとは、住宅のクリーにング費用に充当される分と礼金的な性質の分を差し引くことを言い、残りが借主に返還されます。およそ半分ほどが戻ってくる場合が多いようです。ただし、これはあくまで相場であり、実際は当事者間の契約内容によって異なります。したがって、後でもめないように、契約の段階で確認しておくことをおすすめします。

敷金を返してもらうまで退去しなくてよいのか

敷金を返してもらうまで、家を退去しないということは可能なのでしょうか。答えはノーです。敷金は、借主が退去するまでのすべての金銭的損害を担保する性質のものです。したがって、具体的にいくら返還請求できるかどうかは、退去するまで確定しないこととなります。つまり、敷金返還請求権と家屋の明け渡し債務は、同時履行関係にありません。したがって、敷金を返してもらうまで退去しないという主張をしても、法律的には認められないので、やらないようにしましょう。

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